新盆法要 施主の服装
新盆の法要を執り行う際の施主側の服装はどうしたらいいのでしょうか。
お盆と言えば、夏。1年の中でも最も暑い時です。
頭を悩ます人も多いのではないでしょうか。
施主や遺族は正式礼装 ただし…
この手のことをインターネットや本などで調べると、大抵、遺族は男女ともに三回忌法要までは正式礼装(正喪服)とありますね。
それが正解なのでしょう。
しかし、実際は新盆に正式礼装を着る施主はあまりいないようです。
暑い時期なので、迎える施主側がビシッと正式礼装ですと、参列者もそれに合わせた服装をせざるを得ません。または、施主側と参列者側の服装が違いすぎては気を遣わせてしまいます。
とは言っても、普段着でいいわけはありません。
カジュアルな服装はNGです。
この辺りに新盆の施主の服装の難しさがあるのです。
因みに正式礼装とはどんな服?
男性の洋装はモーニングコートと言われる礼装用上着です。
カッタウェイコートとも言われます。
(正直に言って、わたしはあまり見たことも聞いたこともありませんでした。)
画像などで確認すると、ウエストから裾にかけて曲線的に大きくカットされたあのジャケットです。
皇室の園遊会などに出席している人が着ているのをテレビなどで見ます。
または、結婚式で新郎新婦のお父さんが着ているあのジャケットですね。
まず、新盆の法要であのようなすごくかしこまったジャケットを着た人は見たことがありません。
ましてや、和装の正式礼装(男性は紋付袴)を着る施主や遺族は殆どいないのではないでしょうか。
そして、女性の洋装の正式礼装はワンピース、スーツ、アンサンブル、スリーピースなどです。いずれも黒無地、シンプルでオーソドックスなデザインのものに限ります。
素材は光沢のあるサテン生地や、透け感のあるシフォン生地はNGです。
ワンピースやスカート丈はくるぶしまであるロング丈が正式礼装です。
因みに和装は黒無地染め抜き五つ紋付きになります。
女性の場合もやはり、正式礼装和装を着るのは現実的ではなさそうですね。
では、新盆法要での施主の服装はどうしたらいいのでしょうか。
法要のシチュエーション、マナーも含め、男女別に紹介していきます。
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